メキシコ11日目最終日、98kmゴール

  • 2016.01.23 Saturday
  • 17:13
今日で泣いても笑っても最終日です。昨日までの3日連続で5時間も飛んだので疲れが溜まっている感じですが、最後はしっかりゴールしたいです。


朝テイクオフに到着すると異様な雰囲気。いつものセッティングゾーンに「入るな」と地元の方5、6人の方々が通せんぼ。あちこちに降りて、テイクオフやランディング場以外の町の方々がクレームをつけたようです。まあ、どこの世界でも同じような問題があるんですね〜。
ランディング場以外の場所に降りたら、近いにいる人たちには言葉関係なく挨拶するのが基本ですね〜。

主催者との話し合い中に選手や観客がドッと押し寄せたところで、クレーマーの方々は引き下がってくれたようで、何事もなかったかのようにレッドブルDJカーが音楽を流して、タスクブリーフィングが始まりました。


内容はB07の14kmシリンダーをEXITスタート、テイクオフから近いのですがサーマルポイントから外れているので難易度高です。その後南西のB02、東へA11、再び西へB38、その後D02の8kmのエンドオブスピードセクションに入った後、Valle de Bravo のB42→D02 98kmのレースです。



ウインドウオープン11:15、 スタートは1時間15分後の12:30 です。
またもやGPSの調子が悪く、違うセッティングでフライトです。C−PilotProの充電は20時間だということなので、昨日は7時間程で充電が足りませんでした。それでも Federico 選手はとても心配してくれました。本当にいいやつです。



フライトするなりいい上がりです。ハウスサーマルでは3500m以上でEXITシリンダーの内側にサーマルがあるか探ります。一回目のチャレンジでは待機できるようなサーマルはないと判断しハウスサーマルで再び上げ直しました。
しかし、別の場所では難しいサーマルにしがみつき待機していた集団もいました。
ですが、僕にはその場所に移動する時間はなく、スタート時間になってシリンダーに入りEXITすることになりました。



シリンダー内で高く上げてスタートした集団とはスタートから大きく高度の差がついてしまったわけですが、僕と同じようにスタートしたグループで移動します。Gスポット(このフライトサイトで有名な強いサーマルポイント)で雲底付近まで上げて次に向かいますが、長いトランジット中に大きく高度ロスして一番低くなってしまいました。高い選手との差は1000m以上はあります。
序盤から大失敗となりました。



遅れたグループは自分も含めてですが、焦って動くのと、人数が少ないのとでなかなかリズムに乗れません。
それでも最終日はしっかりゴールしたいという気持ちだけで少数グループで Valle de Bravo にゴールすることができました。







トップは今日も Stefan WYSS(スイス)で 2時間28分に対し 、僕は2時間54分 75位でした。
日本人ゴールは呉本選手、廣川選手、平木選手、高田選手と最終日にして日本人ゴールが一番多い人数で締めくくれました。

プライスギビングセレモニーで総合成績が発表されました。
総合優勝 圧倒的な強さを見せた Stefan WYSS(スイス)、 2位 昨年の3位から安定した強さの Julien WIRTZ(フランス)、3位 伝説のスピードフライト Luca DONINI(イタリア)と上位人はヨーロッパ勢が占めました。
また、女子では、優勝 聖子選手ことSeiko FUKUOKA NAVILLE(フランス)、平木選手は惜しくも4位でした。



僕は総合49位でした。

以下をクリックして成績をご確認いただけます。

http://pwca.org/results/results/e_1_1.htm?ts=160123211053


今回のスーパーファイナルを終えて感じることは、世界で戦うには、まずトップグループの集団の中に居続ける技術と忍耐力が必要だと感じました。いろいろな選択肢がところどころでありますが、トップの集団は必ず良い選択をして進めていきます。時にはリーサイドに突っ込んだりすることや日照が無い場所へ突っ込んだりする場合でもしっかりとついていくことが必要になっていきます。
今回の僕のフライトを振り返ると選択肢で違うコースを飛んだり、タイミングが違ったり、弱気になったりで、ついて行くことができませんでした。
自分の判断を全くしないでただついていくというのではなく、その場面場面で最良の決断をする人たちが集まることで、自然と良い集団を作り、さらに効率良くスピードも上がっている、それがスーパーファイナルのトップグループだと感じました。

僕がトップグループについて行けたタスク5では、トップグループにいてもそう早くは感じませんでした。サーマルから離れるタイミング、次に向かう場所、そしてそろそろ上げたくなってサーマルを探すタイミング、そして「これっ回したい!」と思うサーマル、それぞれの決断がほぼ同じ選手が周りにいるという感覚で、リズム良く気持ちもとても楽でした。

今回うまく行ったのは1日だけですが、発見、改善点など見つけることができた上に、無事に終えることができたのも皆様からのご声援のおかげです。
皆様に心より感謝申し上げます。


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